亀丸です。

占いが当たる仕組みを論理的に説明する、その3です。

※占いが当たる仕組み01
http://kamemaru.net/uranairon01.html


占いの波に「乗った」

プロの占い師同士で、他の占い師のことを「当たる」「当たらない」と評することはほとんどありません。そういうポイントでは見てません。

そのかわりに、私もこの業界に入ってから知ったのですが、「乗った」「乗ってない」という表現をよく耳にします。

たとえば、お客さんが急にわっと増えた先生を評して「あの人は乗った」という風に言います。
逆に、努力はしていてもなかなか客足が伸びない先生を「あの人は乗れてない」と評することもあります。

何に「乗って」いるかというと、「占い師としてやってゆく役割」のような波──その波に乗れているか、乗れてないか、と言っているのです。

占いが当たる仕組み3


「占い師、やめたい」という先生がやたら多い

この業界にいると、占い師の先生で「占い師、やめたい」「明日にでも転職したい」みたいなことを言う人によく出会います。
けっこうなベテランの先生で、私からすれば随分と経済的に潤っているようにみえる先生でも、そんなことをよく言ってます。個人で開業されている方でもそんなことを言う人がいる。

私は最初、謙遜してそんなことをおっしゃっているのかと思っていたのですが、頻繁にそういう話を聞くので、ただの謙遜ではないんだろうと思うようになりました。

そういう先生はたいがい、こんなことをおっしゃいます。
「よく占い師になりたいっていう人が来るんだけど、占い師ってなりたくてなるもんじゃないのよね。
なんとなく占い師をやる流れになって、始めたら、降りるに降りられなくなった人が占い師っていうもんだと思うのよね」


占い師としてやってゆく役割に乗ってしまった──もしかしたら占い師の先生の多くがそういう感覚でいるのかもしれません。

誰かがその役割に選ばれる

「特殊な才能を持った個人が、社会を変える」という考え方より、「社会が求める役割があって、誰かがその役割に選ばれる」という考え方が、私は好きです。

たとえば、スティーブ・ジョブスという、パソコンとスマートフォンを世に送り出した偉人がいます。
もちろんすごい人なのですが、仮にジョブスという人がこの世に存在していなかったとしても、きっと他の誰かがパソコンやスマホを思いついて世に送り出したことでしょう。
たまたまジョブスという人が運命に選ばれただけに過ぎないのです。

占い師という職業が社会に求められているものならば、誰かが占い師として選ばれるはずです。
プロの占い師としてやっていくには、やはり占いが当たらないといけません。ただの相談相手じゃダメなんです。
100%は無理だったとしても、要所要所で当たり続けていないと、クライアントを失ってしまいます。

逆転の論理でわかりにくいかもしれませんが、特殊な才能があるから占い師になったというより、占い師としてやってゆく役割を担うことになったので、占いが当たるという感覚が占い師側にはあるのです。

生年月日占いが当たる理由

以前、某有名な占星術師の先生の講演を聞きにいったことがあります。
そのなかでこんなことをおっしゃっていました。

「人に『生年月日が同じだからといってみんな同じ運命なんてことはありませんよね』と言われることがあるんです。そう言われると正直、確かにそうだなと思うんです。
でも、実際に鑑定にやってくる人の運命をみていると、10割とは言いませんが、8割以上の方はやはり星の動き通りの運命を辿っているんです。
だから、理屈はわからないんですが、そういうことがあるんだと言うしかないんです」

この言葉を聞いて、私は「ああ。この人も乗ったんだろうな」と思いました。
占い師としての波に乗っているから、占いが当たり続けているのでしょう。

占いが当たる仕組み3b


「誕生日占いが統計学」などという人の話を私はあまり信じてません。
説明がいちいち面倒だからそう言っているのかもしれませんが、そんな統計などとってもない癖にと思います。それにリアルに考えれば同じ誕生日だからって同じ運命のはずはありません。

けれど、誕生日占いメインでずっとやっている占い師さんが現実にいる。
そして、実際なぜか当たっている。


それは統計学なんぞではなくて、その人の「引き寄せる」力なんだと思っています。

その人の占星術理論にあてはまる誕生日の人が、なにかしらの運命に引き寄せられて鑑定にやってくる。だからふしぎと当たるのです。占星術の占い師としての役割がその人にあるのでしょう。


占いに選ばれる

占い師の間ではよく「占いに選ばれる」という表現が使われます。

占いには数多くの種類があります。
タロットや易、手相、四柱推命や星座、九星気学や風水……などなど。
それらの占いのなかから占い師側がやりたい占いを選んだというより、たまたまその占いのほうに自分が選ばれたという感覚があります。
その選ばれた占いをやっているとなぜか当たる。選ばれていない占いをやってもちっとも当たらない──そういう感覚なのです。

なぜかしら波に乗ってしまった自分の引き寄せ力──そういうのを信じて占い師を続けてゆく。
占いってのはそういうものだと私は思っています。




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