亀丸です。

なぜ占いが当たるのか。

そんなもんは「感じるから」「視えるから」と一言で言ってしまえばいいのですが、占い師側の視点で、できるだけ論理的な説明をしてみようと思います。


「運」にはなにかしらの法則がある

「運」には法則があります。

いわゆる「ツキ」というものです。

勝負事をみていると、「流れが変わった」と感じる瞬間がありますよね。
流れが変わると、「神ってる」とでも言うのでしょうか、急に片方が何をやってもうまくゆく。その「流れ」の変化というのは、ほんのわずかなことが発端で起こるようにみえます。

ツキの流れの動き方をみているとパターンがあるように感じます。「ああ、あの時のあの感じに似ている」と後からいつも思い出されます。

人間の幸運や不運にはなにかしらの法則があると、古(いにしえ)の時代から多くの人々が考えてきました。現代でも、心理学などの学者で運の研究を本気でやっている人もいます。運の動きを前もって予測したいと多くの人が研究を重ねてきました。

運の流れで、明らかにみえるのは「幸運も不運も連鎖しやすい」という法則です。

仕事でも、恋愛でも、ギャンブルでも、自分がいい流れに乗っているときは自然といいことが起こりやすく、自分が悪い流れに乗っている時は何をやっても裏目に出る。

そんな感覚が皆さんにも、きっとあるでしょう。

カジノのような運に特化したギャンブルをみていると、明らかに幸運が続くときと不運が続くときがあります。プロのギャンブラーはこの運の法則を掴むことに長(た)けています。

占いが当たる仕組み1

卜占は運の法則を利用している

タロットや易のような「卜占(ぼくせん)」と呼ばれる占いは、この法則を利用しています。

幸運の流れに乗っている人は、幸運が連鎖しやすいのですから、カードや筮竹からも良いものが出る確率が高いと考えます。
逆に不運の流れに入っている人は、悪いものが出やすい。
カードや卦にあらかじめきちんと吉凶のルールを決めておけば、「運気の流れ」をチェックすることができるのです。

なぜ幸運や不運が連鎖しやすいのかはわかりません。
でも、経験則としてそういうことがあるというのは、占い師でなくても皆さん感じていることでしょう。

実際、運の強い人、運の弱い人というのがこの世にはいると思っています。
運の強い人の「引き運」は本当に強い。人の運というのをずっと見ている立場からすると、とてもそれを感じます。

なぜおみくじで大吉が出ると嬉しいのか

神社のおみくじを例にあげてみましょう。
どこの神社に行ってもおみくじが置いてあり、みかけると思わず引いてしまいたくなりますよね。

でも、そもそも論として、おみくじを引いて大吉が出たとき、なぜ私たちは嬉しくなってしまうのでしょうか?

大吉が出たからといって、何か賞品をもらえるわけでもないのに嬉しくなってしまう、その心の仕組みがふしぎです。

占いが当たる仕組み1a

それは、私たちの心の奥底に「幸運も不運も連鎖する」という感覚があるからでしょう。
大吉が出たということは、きっと自分は今幸運の流れに乗っていて、さらに現実にも良いことが起こるに違いないと感じるから嬉しいのです。


みんな、無意識に「運のチェック」を行っています。
幸運と不運の法則を見極めることができれば人生をうまくまわせると思っているのでしょう。

もちろんそれは簡単ではありません。運の法則は単純ではありません。
幸運が来たと思ったら実は勘違いだったということや、何事もなさそうな瞬間が実は一番のターニングポイントだったということが少なくないからです。

でも、「運」にはなにかしらのパターンを感じます。
占い師として客観的にお話を聞いていると、人間の運には確かに法則があるなと感じます。話を聞いているだけでも、この人の今の考えは、いけそう、いけなそうの差は感じられます。

この運の仕組みを少しでも多く解き明かすことができないか──そんなことを日々考えて、占い師は占いを研究しているのです。


「占いが当たる仕組み02」に続く
http://kamemaru.net/uranairon02.html


kindle版『座右の銘になる 易経の言葉』
今を生きるあなたの人生を支える言葉がきっと見つかる(税込280円)
内容の紹介は=http://kamemaru.net/kindle_ekikyou.html