亀丸です。

「セーラー服おじさん」は、白髪に長いヒゲをはやした仙人のような顔のおじさんなのになぜかセーラー服を着ている、謎の人物です。とても痩せていて、華奢な体型なので変にセーラー服が似合います。
大阪のアメリカ村でも見かけたことがあります。

セーラー服おじさん01


「セーラー服おじさんを見ると、幸せになれる」

NHK教育でやっている『Rの法則』というティーンエージャー向けの番組を見ていたら、 女子高生の間で「セーラー服おじさんを見ると、幸せになれる」と噂されているそうです。

ほんまかいなと思いますが、国営放送がいうんだから、きっと幸せになれるはずです。

セーラー服オジサン02



これは「辻占(つじうら)」の一種なんでしょうね。
「辻占」というのは、町で偶然通り過ぎていった人々の様子や姿から今の運勢を占う方法です。

(参考記事)辻占(つじうら)
http://kamemaru.net/tsujiura.html

偶然自分の横を通り過ぎただけの人であっても、自分の近くにいた人はなんらかの“縁”があるというもの。
その人々の姿に意識を向ければ、きっと何らかの「運の流れ」を読み取れるはず、と昔の人は考えました。

辻占としてセーラー服おじさんを考えてみると

辻占として考えてみると、町でセーラー服を着たおじさんと偶然出会うなんてことはめったにありません。
とっても珍しいことなので、 なにか大きな運気の変化が起こりそうだと占断できます。

これを大吉とするか、大凶とするか──

その見極めは難しいんですが、 珍しい、変な人とすれ違ったらら、とりあえず「大吉」として解釈しておくのが、幸運を呼び込む知恵のように思います。
幸運、不運ってのは、自分の解釈次第で意外ところっと変わるものですから。


マレビト信仰

アカデミックな用語をつかえば、こういうのを「マレビト信仰」と言います。
稀(まれ)な人の持つパワーを信じる、という意味です。

異国からの旅人や風変りな人が自分の所にやってきたら、 とりあえず畏敬の念を持って、手厚くもてなすという文化が日本には古くからありました。
大吉なのか、大凶なのかはわからないが、とりあえず大吉ということにしてもてなしておこうというスタンスを庶民はとっていました。幸運を呼び込むための、ひとつの知恵なんだと思います。

「セーラー服おじさんを見ると、幸せになれる」信仰は そういうものと似ているかもしれません。




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