亀丸です。

今回のお話は、中国の、本当にあった話です。

占いには「私は恋愛運が悪いんです…」とやってくる人が少なくありません。
「恋愛運が悪いのでしょうか?」などと訊ねてこられます。そんな答えにくいことを聞かれても困ってしまいます。

考え方を変えてみましょう。

「今、恋愛運が悪いのは、この先に出会うべき人がいるからだ」と考えてみるのです。


王政君(おうせいくん)の話

昔々、王政君(おう せいくん)という女性がいました。

紀元前71年生まれ、前漢の時代の人です。

父親は裁判所の書記をやっている家庭の娘でした。

政君が16歳のとき、最初の縁談がありました。
相手は役人の息子。やさしい性格の人でした。
話はトントン拍子でまとまり、婚礼の日取りも決まったのですが、相手の男性は身体が弱く、式の直前に病になり、急死してしまいました。

その一年後、二回目の縁談がありました。
相手は豪商の息子。今度の人は丈夫な体の持ち主です。
お互いに気に入り、婚礼の日取りも決まったのですが、式の直前に相手の男性の家が火事になり、そのまま焼死してしまいました。

連続する、結婚前の悲劇。

政君は「自分は呪われているんじゃないか」と思うようになります。
食欲がなくなり、一日中家にこもってふさぎ込むようになりました。


占い師が政君の顔を見て

心配した両親は、娘を町で評判の占い師のところへ連れて行くことにしました。

事情を話し、娘を占ってもらうと、占い師はその顔をじっと見つめながらこう言ったのです。

「ほう。この娘はなぜかものすごく高貴な相をしておるのう。そういう縁があるのかもしれない」

王政君


その一年後、政君は宮廷に呼ばれました。
王妃を病で失った皇太子が後妻を探していたのです。

町の若い独身の女性が集められ、そのなかからたまたま政君が選ばれました。
政君は皇太子と一度の関係を結んだだけで子種を宿しました。

そして、男子を出産。その子がのちの皇帝となりました。




この話は「恋愛運が悪いのは、その先に出会うべき人がいるからだ」という話です。

運命の人に出会うまで、「運命」は他の人と結ばれないように、いろいろな邪魔をしてくるものです。
そのせいで、恋愛運が悪く感じることがあるのでしょう。

恋愛の歯車がうまく噛み合わず、自信が無くなって、落ち込んでしまったときにこの話を思い出してみてください。


















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