亀丸です。

3年前にブログで書いた記事をもとにしたものです。
当時から考え方は変わっていません。

「お客さん」扱いはしない

占い師として、いくつか「自分ルール」があります。
別に誰かにそう言われたわけではなく、自分で決めました。

たとえば。
亀丸は、鑑定にやってくる人のことを「客」「お客さん」「お客様」と呼ばないようにしています。
そして、鑑定の最後に(本日はお越しいただいて)ありがとうございます」とはなるべく言わないようにしています。
ようするに、鑑定にやってくる人のことを「お客さん」扱いはしないということです。

handtohand


「お客さん」と呼ぶかわりに

では、「お客さん」のかわりに、どう呼ぶか。
ブログなどでは「相談者さん」と書くことが多いです。
くだけて話す時は「電話掛けてくるお姉さんら」などと言い換えています。

「お客様」という単語も過剰に丁寧なだけで、基本的に同じ意味だから使いません。

というのも、占い師というのは、医者やカウンセラー、弁護士のように、何か困ったことがあったときに相談にきてもらうところだと思っています。
医者やカウンセラーは「お客様」と呼びませんよね。

カウンセラーさんの場合ですと、相談にやってくる人のことを「クライアント(client)」と呼ぶことが多いです。

「クライアント(client)」は、日本語で「依頼者」「相談者」のこと。
「顧客」と訳されることもありますが、英語で「カスタマー(customer)=客」ではないというニュアンスなんだと思います。

占い師の先生のなかにも「クライアント(client)」と呼ばれる方がいらっしゃいます。
私も言いやすいので時々使うのですが、でもなんだか格好よすぎる単語の気がして、ブログなどではあまり使っていません。私は「相談者さん」と日本語にして使ってます。

鑑定の最後に「ありがとう」と言わない

同様に、鑑定の最後に
ありがとうございました!」
といったこともなるべく言いません。
話の流れで思わず口にしてしまうことも少なくないのですが、なるべく言わないようにしています。

というのも、病院にいってお医者さんが愛想よく「お客様、本日はご来院、誠にありがとうございました。またのお越しをお待ちしております!!」という応対をしてきたら変だなと思うでしょ。
病院なんてのは行かないで済むなら行かない方がいいところだからです。

お医者さんだったら診察後に、「お大事に」とか、「また経過を見せてください」とか、そういいます。「ありがとう」とは言いません。
私は「頑張ってください」「応援してますね」などと言い換えています。


もちろんこれは100%のルールではありません

もちろんこれは100%のルールではありません。
文脈的に「客」「お客さん」と呼んだほうがわかりやすい場合は、使います。

「占い師ってのは客商売やから、お客さんが減ると不安になるもんですよ」
そんな場合は使います。
「占い」というビジネスの話、生計を立てていくための商売という文脈で話す場合は「客」という単語を使います。

「ありがとうございます」も普通の文脈では使います。
「先生、レビューを書きましたよ」
「ありがとうございます」

そんな場合は使います。

蓮花01


これは私の自分ルールに過ぎません。
他の占い師の先生方は、それぞれにお考えがあるはずです。

それに鑑定にやってくる人は、占い師に、医者やカウンセラー的なものだけを求めているわけではありません。医者やカウンセラー的なものは占い師に求められる役割のごくごく一部です。

手品師のような驚きを求められることもあるし。
芸人のような面白さを求められることもあるし。
マッサージ師やセラピストのような癒しを求められることもあるし。
ホストやホステスのようなホスピタリティを求められることもあります。
お店で待機しているときは、一人でやっているバーのマスターみたいな気分で待ってます。

こういう場合は「お客様」に「ありがとうございました」というのが正しい応対なのかもしれません。

でも、占いには「占いジプシー」と呼ばれる「占い依存症」の方もよくやってきます。とくに電話鑑定の場合に多いです。
なんらかの悩み事や不安があって、それが心を圧迫し、占いによって必死で精神を安定させている人がいます。
「もう占いはやめようと思うのですが、不安になってまたかけてしまいます」
そういう人たちに対して「お客様」「ありがとうございました」という応対は明らかに変だと思うのです。



もちろん、私も占いで生計を立てているので、鑑定にやってきていただける人は本当にありがたい。
リピーターでやってきてくれる人は本当に嬉しい。
感謝の気持ちでいっぱいです。
少しでもお役に立てるように頑張りたいと思います。

とくに相談者の多くは女性なので、男子として心の底から嬉しいものです。
鑑定にこられなくなると、フラれたような寂しさが正直あります。

けれども。
占い師としてどうあるべきかを考えた場合、「お客様」に「ありがとうございました」とはなるべく言わないようにしようと思っています。


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