亀丸です。

二者択一の質問にちゃんと答えられる占い師でありたいと思っています。

Yesか、Noか──
Aか、Bか──
するか、しないか──

あなたが本当に二者択一で迷っている時は、私の答を出そうと思います。

その答が間違うこともあるかもしれません。
それでも、二者択一の質問に対して、私なりの、その時出せる答をお伝えします。

それはあなたを信頼しているから。


会社をやめるべきか、続けるべきか

そう誓っているのは、私自身の占い体験によるものです。

先日、「占い師になられたのは、尊敬していた占い師の先生がいたからなんですか?」と訊ねられました。
確かにそういうことで占い師になられる方は少なくありません。うらやましいと思います。しかし残念なことに、私にはそういう対象になる方はいませんでした。
むしろ私の場合は、「ああいう占い師にはならないようにしよう」という苦い記憶のほうが、その後の占い師としての行動規範につながっているように思います。

二者択一



20代のころ、私は東京で会社員をやっていました。
大学を卒業してからの8年を会社員として過ごしました。

会社を本気でやめようか、考え始めたのは実際にやめる1年ちょっと前からでした。

やめようと思った理由はいろいろあります。
決定的な何かがあったわけではなく、小さな苦しさが積み重なってのものでした。すぐに体調を崩し、心身ともにボロボロだと感じていました。

当時は心と身体の使い方が下手でした。
あのとき会社をやめていなくても、数年の内に身体のどこかを壊して、結局やめざるを得なくなっていただろうと今は思っています。

12時過ぎまで残業で会社に残ってきたとき、ふいに得体のしれない恐怖が胸いっぱいにふくらみました。
「自分はこの暗くて、狭い、コンクリートのなかで、一生を終えていくのだろう」
そう考えると、どこまでも続く暗闇のなかで足がすくみ、しばらく椅子から立ち上がれなくなったことを今でもおぼえています。

会社をやめたいと並行して、海外に行きたいという気持ちがどんどん強まっていきました。
自分の知らない世界へ、ただ飛行機に乗ればいけるのにと歯がゆく思っていました。

かといって、会社をやめてその後どうなるのかは不安でした。

当時のことを思えば、本当に世間のことに無知でしたが、それでも30代で、とくに資格も特技もコネもない人間が野に放たれて生きていくのが大変なことだけはわかっていました。

海外に行ってしばらくは楽しいかもしれないが、その後の人生はずっと後悔し続けるかもしれない。

会社員として安定した生活をキープしながら、趣味やプライベートを充実させて生きていく方法もあったかもしれません。



会社をやめるべきか、やめないべきか──

会社員時代の最後の一年はずっと二者択一に迷い、悩み続けていました。

目に飛び込んできた「占」の看板

そんなある日、町を歩いていると、ふと目に飛び込んできたのが「占」の看板でした。

「占ったら、どんな結果が出るんだろう?」

もしかしたらこの二者択一の答を出すための、なんらかのヒントが得られるかもしれない。
占い師の意見を訊いてみたくなったのです。


後編に続く。
http://kamemaru.net/nishatakuitsu02.html




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