亀丸です。

模擬鑑定例 step1からの続きです。
ぜひstep1から読んでください。
http://kamemaru.net/mogikantei.html



踏切板ギリギリのところで飛べ!

頭で考えて、いけるところまで詰めてから、サイコロを振ったほうが遠くまで飛べます。

走り幅跳びのイメージ。
ある程度の助走をとり、踏切板ギリギリのところで飛んだほうが遠くまで飛べるのです。

中途半端なところから飛んだって、つまらない。
ギリギリまで考えて考えて、そこから易を使うと、易がものすごい力で自分を引っ張っていってくれます。その引っ張られる感じがとても気持ちがいい。

自分の頭では予想もつかなかった答が降りてきます。
考えて予想のつく答なんて面白くない。だからこそ、考えの限界まで詰めてからサイコロを振りたいのです。

踏切板のコピー




方向が定まったら、占いの神様に「一問一答」で問うてみます

ある程度の方向がみえたところで、サイコロを取り出して易占いをします。

易占は基本的に「一問一答」です。
占いの神様に問う質問を、先にちゃんと決めなければいけません。

今回の質問のケースだったらおおまかな感じで、
「今後、職場の状態がどのように変化していくか。また、今どうしたらいいのかをきいてみましょう」
と質問を立てましょうかね。

ステップ2までで考えてもそれなりの未来予想は立てられますが、その見立てでよいのかどうかを確認するためにも、占いの神様に未来を問うてみたいと思います。

二者択一で答を決めなければいけないご相談なら、もっとはっきりとした質問で問うてみます。
今回のケースはゆるく訊ねてみましょう。


gonisan1

このときの模擬鑑定で2つのサイコロを振り、出てきた目は7と7でした。
7は八卦で「山」をあらわします。
2つとも山なので、「艮為山」という卦になります。


艮為山をどう解釈するか

これが出てきたとき、ああ、なるほど、と思いました。
亀丸の易占教室でのテキストでは、艮為山は以下のように解説しています。

gonisan2

メインの意味は「動かない/障害があって思うに進めない」
その他のよく使うキーワードとして「2つの山。ライバルの登場。少年、若い男性。気づいているけど、見ないふり。静か。話さない。裂かれる。山術(ヨガ、気功)。ホテル、旅館」をあげました。

さあ、
どの部分を使って、相談者さんのご質問にどうお答えしましょうかね?

いろんな解釈の仕方があると思いますが、少し考えてみてください。






<艮為山の解釈例>


(1)今どうするべきか
八卦の山は「静か」「話さない」という意味があります。
逆に、八卦で対になる沢は「にぎやか」「おしゃべり」という意味があります。

ステップ2で考えたとおり、やはり彼には「話さない」ほうがいいんでしょうね。
彼が頼りにならないことは「気づいている」けど、でもそこはとりあえず「見ないふり」でいたほうがいいのでしょうね。



(2)これからの彼女の職場の状況
近未来はやはり厳しいのでしょう。
すぐに劇的な変化は起こらない。「思うに進めない」のでしょう。先輩たちの「無視」はエスカレートするかもしれません。

とはいえ、それをそのまま相談者さんに伝えても不安にさせるだけなので、ソフトな表現を探します。
私は未来をあてるだけでいいならとても得意なのですが、ソフトな表現が苦手で、こういう場合どう言ったらいいのかいつも困ります。

2つの山なので希望的観測をこめて「苦しみは2か月」とでも解釈してみましょうか。

「正直に言うと、しばらく苦しいかもしれないね。2か月ほど我慢できるかな? 大丈夫? そこを乗り越えたら急に楽になってくるよ」
とでも言うかもしれません。



(3)彼との関係
普通に考えても、この相談者さんと彼が長く続いていく可能性は低いですよね。

艮為山には「裂かれる」という意味もあります。
彼は職場での立場を最優先にする人でしょうから、職場の空気を察知して、近い未来に彼女と距離を置くようになるのかもしれません。相談者さんの目線に立てば、女先輩が邪魔をして、二人の仲が引き裂かれたとみえるかもしれません。

彼が去っていったとしても、女先輩からのいじめが無くなるわけではないでしょう。
彼女が女先輩に目をつけられている理由は、彼だけの問題ではないからです。むしろ女先輩たちは「それ見たことか」と追い討ちをかけてくるかもしれません。



(2)と(3)から想定される職場の未来像は彼女にとって苦しいものです。
彼の冷たい態度にショックを受けて、自分に自信を失くしてしまうかもしれません。

だから、私は先に「彼が頼りにならないの、あなた、もう気づいているもんね」と言ってあげておきたいなと思うのです。

別にわかってなかったわけじゃなかった。
最初からすごく好きなわけじゃなかった。

だから、自分を責める必要はない。
彼が離れていったとしても、それで誇りを失わないでほしい。
「あなたはおとなしいけど、人をみる目のある子だから」
そんな些細な言葉が、彼女が苦しいところから、這い上がるときの支えになればいいなと思うのです。



(4)明るい未来
余計かもしれませんが、明るい未来もひとつぐらい視ておきましょうかね。

山は「若い男性」も意味します。
それが2つ並んでいるのですから「若い男性が2人」と訳せるでしょう。

今の彼氏は、近い未来に離れていってしまうのかもしれません。
でも思っているより早く、彼女には次の彼氏が登場するでしょう。

彼女にとって恋愛が今聞きたいことじゃないのでこの鑑定のなかで話す必要はないかもしれませんが、でもそっちの彼氏のほうがきっと幸せになれる人なんだろうなと思います。


異卦同占

私にとっては「艮為山」が一番しっくりきますが、別の人が占えば別の卦が出てくるでしょう。
出てきた卦はその人にとって一番しっくりくる卦のはずです。

易占には「異卦同占」という言葉があります。
卦は異なるけど、占い結果は同じ、という意味。

考えて考えてそこからサイコロを振れば、必ず答にたどり着く。
卦は占う人にとって一番しっくりくる卦が出てくるだけ。

踏切板ギリギリまでいってから飛んだとき、易の神様はちゃんと答まで運んでくれる。
その感覚、その楽しさを占い教室で伝えることができればいいなと思っています。


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