亀丸です。

易占いの64卦は、一つ一つの意味を覚えることも大切ですが、64卦を連想してつなげておくと、イメージが広がります。
易の学習者の方だったら連想をつなげることで64卦をおぼえることが早くなってきますし、鑑定士の方だったらたくさんのイメージを持っておくことで、実際の鑑定の場面でお答えするときに迷わずにすみます。

たとえば、地雷復水雷屯風雷益火雷噬蓋の4つでこのようなイメージがつなげられます。

地雷復

下段にある八卦の雷はイメージとして、「芽」をあらわします。

地雷復はシンプルに下段に雷(芽)がある状態です。
何もない大地に生命が復活していく段階です。

地雷復a


この芽のイメージで、水雷屯、風雷益、火雷噬蓋を見ていきましょう。

水雷屯

八卦は季節をあらわします。
「水」は真冬、「風」は4-5月頃の春の気候の良い時期、「火」は真夏をあらわします。
上段の八卦は季節をあらわしているとみると、水雷屯、風雷益、火雷噬蓋のイメージがクリアになってきます。


水雷屯a

寒い冬に早く芽を出してしまったので、苦しい状態なのが水雷屯です。
時期が来るまで耐えていかないといけません。

水雷屯は早すぎた、早すぎるというのがキーワードになります。
鑑定で時期をみるなら、「早すぎている」「予定より早くなりそう」というのを意識してみていってください。

風雷益

風は立夏前後(5月5日前後)の時期です。
4-5月の春の一番気候の良い時期です。
風雷益a

風雷益は、文字通り利益の益なので、仕事やビジネスが儲かる、成長していく卦です。

風雷益を芽のイメージでとらえなおしていくと、春の気候のいい時期に芽を出したので、どんどん芽が成長していくということになります。

時期を出すならベストタイミングであるとお伝えしていいでしょう。


火雷噬蓋

火は太陽、真夏を意味します。
本来は夏至の頃(6月22日前後)ですが、7月のもう少し暑い時期まで含めていいでしょう。

火雷噬蓋a

火雷噬蓋は、水雷屯と比べて逆に遅く芽を出しすぎたのです。
真夏の暑い時期に芽を出してそこから成長していくのは大変です。艱難辛苦を乗り越え、頑張っていく覚悟が必要です。

火雷噬蓋は遅れた、遅れているというのがキーワードになります。
鑑定で時期をみるなら、「遅れている」「予定より遅れそう」というのを意識してみていってください。


芽のイメージ鑑定例

鑑定例を出してみましょう。
先日、妊婦さんが来店されて、「出産予定日に対し実際の出産日はどうなるのでしょうか?」というご質問を受けました。
出た卦は「火雷噬蓋」でした。

火雷噬蓋は時期が早いの?遅いの?ととっさに答えを出すのに戸惑われるかもしれません。

でも、火雷噬蓋に対して芽のイメージを持っておくと「予定より遅れるんじゃないかと思われます」と自信を持って占断をお伝えすることができるのです。



鑑定士あるあるな話を書きますが、この記事を書こうと思って良い鑑定例がないかなと考えていた時に、上記の相談者さんがやってきました。
きっと水雷屯か、火雷噬蓋の卦がどちらかが出るんだろうと思っていたら、ちゃんと「火雷噬蓋」の卦が出てきました。
占い師が言おうと考えていたことにあてはまる相談者さんがなぜかやってくる、それが占いの面白さだなと思っています。