亀丸です。

kindle本の第9作目の新刊をリリースしました!

『満月から歴史を考えてみた』
この本は満月や新月の視点から歴史を考えてみる本です。




※Kindle(キンドル・電子書籍)って何?という方は以下の記事をご参照ください。
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満月の日に大きな事件が起こる!?

ふしぎ話好きな人ならこんなことを聞いたことがありませんか?

「満月の日に大きな事件が起こる」

私はほんまにそうかと、歴史上の事件と満月や新月の関係を実際に調べてみました。

この本で取り上げたテーマは以下の通りです。

第1章 忠臣蔵は満月の晩に起こった
第2章 本能寺の変は新月の晩に起こった
第3章 太陰暦(旧暦)について説明します
第4章 坂本龍馬は満月の晩に暗殺された
第5章 なぜ13日の金曜日にイエスは死んだとされたのか
第6章 切り裂きジャックは満月の夜にあらわれない
第7章 アジアの祭は満月に集う
第8章 西行は如月の満月でよかったのか
第9章 藤原道長はなぜ満月に浮かれたのか
第10章 満月だから関が原の合戦が起こった


日本史を中心に、西洋やアジア地域にまで話を広げて満月について考えてみました。

あえて満月の日を選んで行動を起こしたのではないか?

有名な日本史上の事件であれば、坂本龍馬暗殺事件や関が原の合戦はちょうど満月のときに起こっています。『忠臣蔵』で知られる、赤穂浪士討ち入り事件も月齢14日なので、ほぼ満月といってもいいでしょう。
また本能寺の変や厳島の戦いは新月の日に起こっています。

こう聞くと、やはり人類は満月や新月の影響を受けているのかもしれないと思います。

でも、こうも考えられます。
実際に月にふしぎな力があったわけではなく、実行者は意図的にあえてその日を決行日として選んだんじゃないか。


江戸時代以前の人は月の満ち欠けに連動した太陰暦(旧暦)を使っていました。
太陰暦は毎月1日が新月、15日が満月になる暦です。つまりこの時代に生きていた人たちはみんな、満月や新月の日を否応なく意識して過ごしていたのです。
なにかを実行するとき、「その日は満月だな」「その日は新月だな」ということが意識の端にあったはずなのです。

満月本告知



「満月の日は特別だ」という集合意識が歴史を動かしてきた!

では、歴史を動かした人たちは何を考えてその満月や新月の日を選んで行動を起こしたんだろう?
と私は考えていきました。

満月という視点で、歴史が語られることはほとんどありません。
でも、あえてその視点から歴史の事柄をもう一度考えなおしてみたとき、私が予想していた以上に、歴史書には書かれていない、人物の気持ちのようなものがみえてきたのです。

そして、本書を最後まで読んでいただければわかってくると思いますが、月に魔法のような力があるというよりも、むしろ「満月の日は特別だ」と考える人々の集合意識のようなものが、歴史や文化を動かしてきた側面が大きいのです。

私にはそういうことのほうが人間って面白いなと思えるのです。


満月から歴史02



この本は「満月にはふしぎな力がある」という話ではありません

この本は面白さがわかりにくい本かもしれません。
多くの人にウケるものではないだろうというつもりでいます。

私、亀丸は占いを生業にしている占い師です。
占い師が月について書く本だとすると、期待されているのは「満月の力にはふしぎな力がある」とか「満月の日からダイエットをしたら痩せる」とかいった、そういうオカルティックで単純な話なのかもしれません。占い師をやっているぐらいですから、私もそういう話は嫌いではありません。

でもこの本はそういうアプローチはしていません。

残された文献や資料をもとに、歴史上の人物の姿を人柄がみえるように再構成して、そこに満月、新月の視点を加えてみるというスタンスでどの章も書いています。

どっぷりスピリチュアル好きな人には物足りないかもしれません。
でも、満月や新月の視点から歴史や世界の文化を見直してみると、わかってくることがたくさんあります。

満月を通してみたときにみえてくる有名なあの人物の気持ちを探る面白さが、この本の主題です。

それは私の知的好奇心を強くくすぐるものでしたし、歴史好きなあなたならきっと面白がってくれるはずです。
このスタンスにいやな感じがしない方だけ、読み進めていってください。

『ほろ読み歴史ばなし』

この本を「ほろ読み歴史ばなし」というシリーズにしました。
「ほろ酔い」とかけています。
そんな気分で読んでもらえたら嬉しいです。

私の好きな本に鯨統一郎さんの『邪馬台国はどこですか?』という本があります。小説仕立てになっていますが、バーに集まった男女が歴史話をしながら、大胆な新説を唱えていくという内容の本です。
そんな風に、飲み屋に行ったら、一風変わった歴史話をし始めたヤツがいると思って、この本を読み進んでいってください。この本は何かを訴えたい本ではありません。変わった切り口で、歴史好きのあなたの脳を刺激してみたいのです。

あなたがこの本を読んで、ちょっとだけ知的なほろ酔い気分になっていただけたなら、私にとってとても嬉しいことなのです。


※この本は縦書きです。読みやすくするためにルビもたくさんふりました。

満月から歴史を考えてみた ほろ読み歴史ばなし
亀丸堂 (2017-01-18)
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