亀丸です。

先日、若い人からこんな質問を受けました。

「たとえば、二人の易占いの人に同じ質問をするとするじゃないですか。
そうした場合、同じ卦が出てくるものなんですか?」


なかなか面白い質問です。

私はこう答えました。
「同じ卦は出ないでしょうね。でも、プロが占ったら似たような占い結果になると思います」

異卦同占01


異卦同占とは

占いの世界には、「異卦同占」という言葉があります。
「いけどうせん」「いかどうせん」と読みます。

卦は異なったとしても、同じ占い結果(占断)が出てくる、という意味です。

易の世界でいうならば「今度の試験に合格しますか?」という質問を受けたとします。
易者Aは「火地晋」、易者Bは「風山漸」という異なる卦を出しました。
でも、どちらも試験には合格しそうな吉卦であり、結果として「試験は合格するであろう」と同じ結果を伝えました、ということです。

同じ卦が出なくてもいいのです。
その人に同じような占い結果を伝えることができれば我々的にはそれでいいのです。


霊感霊視の先生も同じことを言っていました

占い師をやっていて、ふしぎだなとか、占いってすごいなと思うのは
「〇〇先生も同じことを言っていました」
「霊感霊視の先生も同じことを言っていました!」
ということが頻繁にあることです。

同じ易占いの人同士ならそういうこともあるかもしれませんが、そういうわけではありません。
他の先生は、西洋占星術であったり、四柱推命であったり、手相であったり、別の占いであるにもかかわらず「同じことを言われました」ということが多いのです。

もちろん占わなくてもその人を見ればわかるということもあるのですが、普通の確率では揃わなそうな事柄でも揃ったりすることがけっこうあるので占いは面白いのです。

我々に特殊能力があるというより、その占われた人にその時に必要な「言葉」というのがあるのでしょう。
それが占い師を変えたとしても、その人にちゃんと伝わるように運命の世界はなっているのだろうと思っています。




逆に時々「占い師の先生によって全然言うことが違うんですけど、どうしてですか?」という質問もあります。
申し訳ない気持ちになります。すみません。でも、普通に考えれば我々占い師は性格も考え方もバックグラウンドもみんな異なるので、全員がバラバラのことを言うほうが当たり前なんです。
にもかかわらず、言うことがけっこう揃うことのほうが不思議なんです。

占断がバラバラになってしまっている場合の理由はいろんなケースが考えられますが、「この人は占い過ぎなんじゃないか」「こうあってほしいという思い込みが強過ぎるんじゃないか」と思うことがよくあります。
もしくは「そもそも占いが必要ない人なのかもしれないなあ」なんて思うこともあります。