亀丸です。

『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』という映画を見てきたんですが、予想以上に面白い映画でした。

実話をもとにしたお話です。

映画の主旨から離れてしまうかもしれませんが、私は「50代からでも人生は成功できる!」というメッセージに受け取りました。

ファウンダー01



マクドナルド創業者の映画

ファウンダーとは英語でfounder。
「創業者」という意味です。

なんの創業者かというと、あのマクドナルド社です。

みんな知っている、ハンバーガーのマクドナルド。
好き嫌いは別にして、日本人のほぼ全員が一度は口にしたことがあるでしょう。

でも、創業者の名前を知っている人は少ないはずです。

おそらくマクドナルドさんなんじゃないかと漠然と思ってますが、KFCのあの白いおじいさんと比べれば全く有名ではありません。

マクドナルドの創業者はマクドナルド兄弟です。
カリフォルニア州に住むディック・マクドナルドとマック・マクドナルドの兄弟によって考え出されたフード店です。

ですが、映画の主人公は別の人です。
レイ・クロックという人で、マイケル・キートンが演じています。

この映画は、マクドナルド兄弟が思いついた画期的なフードビジネスを、しがないセールスマンだったレイ・クロックが自分のものにするまでを描いた話なのです。


ファウンダー02


1954年。
レイ・クロックは52歳のセールスマンでした。

これまで数多くの仕事を転々として、今はミルクシェイクを作るミキサーを売ってまわっています。
妻を家に残したまま、仕事中毒のように全米をまわっていますが、売れ行きはさほど良くはありません。

ミキサーを売るために、彼は全米を車で移動しています。
彼は大きなレコードプレイヤーを常に携帯し、毎晩彼はホテルの部屋で、自己啓発のレコードを繰り返し繰り返し聞いています。

「才能があっても、学歴があっても、成功するとは限らない。成功のために必要なのは"信念"だ。信念を持った者だけが成功できる」

セールスマンは精神的にしんどい仕事です。
モチベーションを保つために、言葉の力を借りて自分を何度も何度も奮い立たせなければやっていけません。

今の時代だったら、意識高い系というか、ipodにmp3で自己啓発系の言葉を詰め込んで聞いているような人でしょう。

レイ・クロックはすでに50代になっていましたが、それでもいつか自分は社会的に成功できると信じて、そのチャンスを探し続けていました。



ある時、レイ・クロックはミキサーを同時に8台も注文してきた、あるハンバーガーショップに目をつけます。
その店へ視察に行ってみると、そのハンバーガーショップは見たことのない、画期的なシステムで運営されていました。

ファウンダー03



今でこそ当たり前のことは、当時はあまりに画期的

今でこそ当たり前のことは、当時はあまりに画期的でした。

そもそもハンバーガー自体が見慣れたものではありませんでした。
アメリカ人は何百年も昔からハンバーガーを食べているイメージですが、そうではありません。

紙に包まれたハンバーガーをはじめて手に取ったとき、レイ・クロックは周囲の人に「これはどうやって食べるものなの?」と訊ねています。少女に「そのままかじりつくものよ」と言われて、おそるおそる口にします。
当時はフォークとナイフを使って食べるのが当たり前だったのです。



その店は、究極まで効率化を目指した店でした。

たとえば、ウェイトレスを廃止し、注文をカウンターまで客自身が伝えにいくという画期的なシステムを導入しました。
はじめてそのシステムを導入したとき、客から「ウェイトレスが来ない」とクレームが次々に出るほどでした。
しかし、ウェイトレスを無くすことにより、コストが大幅に下がり、注文間違いなどのミスが大幅に減りました。

その他にも。
皿洗いの手間を省くために紙で包み、食べた後はそのままゴミ箱に捨てればいいというシステム。
誰でも同じバーガーを作れるために、正しい容量のケチャップとマスタードをのせることができる機械を導入。
メニューの数を減らし、ハンバーガーとポテトとドリンクのみにして効率化。

そういったシステムを次々に導入した結果、注文後30秒ほどで商品が手渡せるという、驚きのハンバーガー店が完成したのです。

しかも値段も安く、味もうまい。
客が殺到する大人気店になったのです。


レイ・クロックはこの店に衝撃を受け、全米にフランチャイズ化することを思いつきます。
マクドナルド兄弟と交渉して、フランチャイズ権を獲得し、ハンバーガー店事業に乗り出したのです。


「時代が求めているもの」に乗った人が勝つ

その詳細は映画を見ていただくとして、フランチャイズが拡大するにつれて、レイ・クロックにとって保守的なマクドナルド兄弟は邪魔な存在になってきます。
両者の争いの末、最終的にレイ・クロック側が270万ドルを支払うことで、マクドナルド社全体の権利を手に入れることに成功します。マクドナルドはマクドナルド兄弟の手を離れて、世界的チェーンになっていきます。

レイ・クロックは81歳で亡くなりますが、その時、総資産5億ドルの世界的な大富豪になっていました。
52歳からのスタートは遅い年齢ではなかったのです。

ファウンダー04



この映画は見ようによっては、他人のつくった画期的なアイディアを奪って、自分のものにしたひどい男の話に見えます。
でも、公平な映画で、レイ・クロックがただの悪者には描かれていません。

過去の人生において、おそらくいろんな屈辱を受けてきた人が、50代にしてあらわれた大チャンスを必死で掴もうとしている姿にみえました。だんだんレイ・クロックが愛おしくみえてくる。
それはマイケル・キートンの演技がうまいからなのでしょう。


クロックが成功できたのは、時代がファーストフードチェーンというビジネスモデルを求めていたからでしょう。
クロックがやらなかったとしても、他の誰かが同じようなファーストフードチェーンを作り上げていたはずです。

勝つか負けるかは、正義があるかどうかではない、と私は思っています。
それよりも、「時代が求めているもの」に乗っているかどうか。
時代が求めているものに乗っていると、なんのかんのあっても、助けが入ったりして、結果としてうまくゆく、という良い事例なのでしょう。




私は普段マクドナルドにめったに行かない人なんですが、見終わったあと、久々にビックマックを口にしたいなと思える映画でした。











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