易占いとは、中国版タロットカード占いです。

易占いは卜占とよばれる種類の占いになります。
簡単にいえば、中国版タロットカード占いです。

タロットカードが78枚のカードから何が出るかで占うものとすると、易占いは64卦のなかから何が出るかで占うものです。

易者はおみくじみたいな棒(筮竹)や八面体の賽子を使って、64種類の卦のどれかを出しているのです。その64種類の卦は、タロット78枚のカード以上に、豊かな意味を含んだ、魅力的なものばかりなのです。



易は多くの人の手により磨かれてきました

易占いは3000年前の中国・周の時代に成立したといわれます。

この時代に『易経』という書物が書かれました。
この『易経』に書かれた言葉をもとに占うのが、「周易」という方法です。

易の作者は誰かはわかっていません。
伏羲(ふっき)という伝説上の人物が八卦を発案したとか、周の文王が易経を書いたとか言われますが、それは伝説に過ぎません。

誰か一人の発案ではないのでしょう。

易は、今風な言葉でいえばオープンソース(open source)だと私は考えています。
誰かが権利を独占してきたものでも、絶対的な正解があるものでもありません。

みんながそれぞれ64卦の意味を考えて、多くの人の手によって磨かれてきたからこそ、長い年月を超えた現代でも古びることなく、活き活きとした実用の占いであり続けているのです。

易は長い歴史を持つ占いです。
でも、けして現代に通用しない占いではありません。
変わらぬ人間哲学と現実社会に沿って変わっていく柔軟さを兼ね備えた、進化し続ける占いなのです。


歴史上の偉人たちも易を愛してきました

易占は多くの歴史上の人物に愛されてきました。
占いとして、学問として、人間哲学として、多くの人に学ばれてきました。

たとえば江戸幕府を開いた徳川家康は、関ケ原の合戦の戦場に易占い師を連れていったと伝わります。(参考記事「徳川家康は関ケ原の合戦の前夜に易占いをした」

陰陽師・安倍清明が用いていたのはもちろん、武田信玄や伊達政宗ら戦国武将たちは軍配者という易者を雇っており、易を立てて戦局を占っていたと伝わります。
また初代総理大臣の伊藤博文、勝海舟など明治維新の立役者たちも易を愛していました。

歴史上の偉人たちが易を用いたのは、やはり「力」があるからでしょう。
人間を洞察し、状況を的確に分析する「力」が易にはあるのです。

漢字圏に生まれた人間として、易の面白さを知らないでいるのは、とてももったいない話だと思います。

uranaicore



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易占い(周易)の勉強法 初心者向け
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