亀丸です。

時々、占いや易占いの勉強法について訊ねられます。
今回は易占い(周易)の勉強法に絞って、書いてみようと思います。

易占いの勉強は64卦をおぼえることから始まります。

易占いはとにかく64卦をおぼえることから始まります。
タロットカードと違って、64卦には絵柄が無く、陰陽・八卦の組み合わせでしかないので、おぼえるのが大変です。

「64卦を全部暗記しないといけないんですか?」とよく訊ねられますが、最初は本を見ながらでかまわないので、いずれ全64卦を暗記してください。
暗記していないと、インスピレーションがわきません。

64卦はすべてイメージが異なります。
その64卦のそれぞれに自分なりの意味や解釈を付けていきます。
「この質問で、この卦が出たら、どういう意味になるのだろう」
「あの卦とこの卦の違いは何だろう」
「どうして、あの卦じゃなくて、この卦が今出たんだろう」

などと日々考えていくなかで、自分なりの64卦の意味や解釈がつくられてきます。

易占いイメージ


練習のために、毎朝卦を立てる

練習のために、勉強して最初の3か月ぐらいは、毎朝「今日の一日はどんな日になりますか?」という質問で卦を立てるのがいいと思います。

そして一日を終えるときに、その日に起こったこと、感じたことと、その出た卦と照らし合わせながら、卦の意味を考えていきます。

これを「一日一卦」と呼んでいます。

その日出た、その卦は、あなたにとって必ず意味のある卦が出ているはずなので、その卦についてじっくり考えてみてください。
陰陽6本の形、易経の言葉、八卦と八卦の組み合わさり方、漢字の由来、さまざまな角度から卦を考えてみましょう。

考えることで、卦の解釈が深まります。
64卦の解釈には正しい答はありません。
あなたが感じたもの、あなたが考えた意味が正解なのです。

とはいえ。
最初から64卦の自分なりの解釈をするのは難しいので、入門書を頼りにしていきます。

おススメの易占い入門書

個人的にまずおススメの入門書は、黄小娥先生の『黄小娥の易入門』です。


黄小娥の易入門
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黄 小娥
サンマーク出版
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入門書として非常にわかりやすく、イメージ豊かで、昭和30年代に書かれた本とは思えない色褪せない力があります。
値段も手ごろで入手しやすいです。

細かく読めば、「高島嘉右衛門が、伊藤博文が安重根の暗殺を予見した卦は、水山蹇じゃなくて艮為山の間違いじゃないか」とか、歴史的な事柄の細かい間違いが気になりますが、でも、それを差し引いてもいい入門書だと思います。



河村真光先生の『易経読本―入門と実践』
もおススメです。
やや固めですが、真摯に易占に向き合っている感じが素敵な本です。

易経読本―入門と実践
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河村 真光
光村推古書院
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易占いは言葉でおぼえるよりも、〝絵〟でおぼえたほうがいいです。
タロットのような絵柄が無いのですが、その分自由に脳内に絵を描くことができるのが易占いの魅力。
自分なりの64卦の〝絵〟を脳内に何枚も描いておいて、そこからインスピレーションをわかせます。
私はそうしています。

絵でおぼえるのに適している入門書は、山田凰聖先生の『幸せを呼ぶ易タロット―基礎から学ぶ実践易学』です。

幸せを呼ぶ易タロット―基礎から学ぶ実践易学
山田 凰聖
知道出版
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64卦すべてを漫画風なイラストで解釈している本です。
山田先生の独特の解釈が多く、説明が少ないので、最初の一冊にはおススメしませんが、堅苦しいイメージの易占いを自由に解釈していくためのヒントがつまっている本です。




「易占(イー・チン)タロット」と呼ばれるカードもいいものがあります。
イー・チンタロットとは、64卦をすべて絵にして、タロットのようなカードにしたものです。
高井紅鳳著、平野泰史画版の易占タロットが個人的には好きです。
八卦カードイメージ用

鴨書店
http://www.kamo-books.co.jp/i-ching.htm



逆に。
初心者向けの本として手に取る人が多いのですが、避けたほうがいいと思われる本もいくつかあります。たとえば、ジョセフ・マーフィー博士の『マーフィー博士の易占い 運命が不思議なほどわかる本』です。

マーフィー博士の易占い 運命が不思議なほどわかる本 (王様文庫)
ジョセフ マーフィー
三笠書房
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易占を自己啓発的なマーフィー哲学で解読する本で、ある程度詳しくなってから読むと「なるほど」と思う部分も多いのですが、易占というよりマーフィー哲学の本なので、これを最初に読んでしまうと混乱するんじゃないかと思われます。





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